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11月4日、DUST514はUprising 1.9のリリースによりアップデートされる。Uprising 1.9は特にコミュニティにより寄せられたたくさんの見どころ、変更点が追加される。概要としては、

・新しいマップ、ソケット(構造物)、戦場。そして既存の戦場に多数の調整
・ロイヤリティランク
・スキル、SPの改善
・ベンダーおよびマーケットエージェントへの売却
・ベテランプレイヤー向けの新しい体験 – ゲームプレイの改善、バグの修正、その他。

ここからは来たる大きな変更についての手短な解説を、最後に記載されているUprising 1.9のパッチノートと共に行っていく。(パッチノートは一つ前の記事をご参照ください)

新マップと新コンテンツ

HighLand_BG02_05.jpg
Highlands

Highlandsは鉄道線路の終点にある地下建造物の周辺に設置された新マップ。廃棄された運搬車・コンテナ・そのほかの構造物で満たされている。

ProdFac_(10).jpg
Caldari Production Facility(カルダリ生産工場)

生産工場(大型ソケット)は多数の階層を持つ複雑な建物であり、斜道・階段・大量の遮蔽物により縦方向の戦闘の機会が生まれる。

パワーコア(中型ソケット)はサーバー施設に繋がる地下トンネルを囲む3つの高層タワーで構成される地上のプラットホームである。この構成は激しい通路戦と塹壕戦を促す。

ProdFac_(5).jpg
Caldari Production Facility(カルダリ生産工場)

バラック(中型ソケット)は、交差道路を見張る2つの建物と、その間に高い足場と橋のある構造物である。このソケットの特徴は気が狂いそうな内部制圧戦と、屋外の縦方向の戦闘である。

Boulder RimSpine Reactorは生産工場の大型ソケットに加え、ランダムで中型ソケット、小型ソケットを利用した新しい戦場である。
Isolationは私たちが今試験中の新しいマップである。つまるところこれは、小さめの新マップの両サイドに生産工場を設置したものである。この戦場はアンブッシュ・制圧のどちらにおいても狂気じみて楽しいものとなるに違いない。


ロイヤリティランク
LoyaltyRank.jpg

ロイヤリティランクの見どころを紹介できてとても光栄である。ロイヤリティランクはNeocom(ネオコム)のキャラクター情報画面にてアクセス可能である。Uprising 1.9で、プレイヤーはそれまでのバトル・勝利・WP・AURの消費などを基にしたロイヤリティランクを得る。プレイヤーの生涯の統計によるものであるため、ベテランのプレイヤーにおいては、このランクがすぐさま有効となる。それぞれのランクにおいて名誉ある称号が与えられ、マッチ終了後のSP、ISK、LP報酬、ベンダーへの売却価格などのゲーム内報酬に特定のボーナスが加えられる。ランクが高いほど高いボーナスを得られ、新しいものがアンロックされる。


新しいマップムード – 毒と嵐

今回のアップデートで、二種類のユニークなムードを提供する。毒と嵐は既存のマップ、新しいマップ両方の雰囲気に変化をもたらす。

Mood_Stormy02.jpg
嵐ムード

Mood_Toxic02.jpg
毒ムード


ベンダーへの売却とマーケットエージェント

多くのプレイヤーが求めていた新要素を紹介できて喜ばしい限りだ。ただ上達する過程で手に入れた資産を綺麗に整頓したいプレイヤーがほとんどである中、ISKを必要としているプレイヤーも多い。ベンダーの基本価格はマーケット価格の20%になる予定だ。しかし、ロイヤリティランクによってさらに最大15%のボーナスが与えられ、合計で35%になる。マーケットプレイスのサービスという項目に追加されるマーケットエージェントは、プレイヤーがAURで購入した場合、さらに15%上乗せしてくれる。これによりベンダーへの売却価格は最大でマーケットプレイスの50%の価格となる。マーケットエージェントのホログラムが代わりに表示される資産ターミナルも傭兵居住区に追加する。

注意として、BPOを含むAURアイテム(ブースターを除く)も売却することが可能であるが、BPOはそのアイテムのマーケットにおけるISK価格に応じた価格が設定される。私たちはこれがISK経済を乱すとは思っていない。なぜならISKを溶かすのは極めて簡単だからだ。お気に入りのプロトタイプ装備で数回戦えば、たとえ国家間でも、手に入れられるISKは全て必要になるということに気付くだろう。

カスタマーサービス
プレイヤーの皆がBPOを売却する前に、この機会を利用して一度言及しておきたいことがある。私たちはダイレクトカスタマーサービスを開始するかもしれないのだ。そのサービスの一つに、同一アカウントのキャラクター間でのBPOのトレードがある。まず、このトレードは特別なチケットの順番に応じて、CCPの従業員によって手動で行われる。これを含む新しいサービスは近い将来正式に告知されるので、すべての資産を売却する前に、この情報を覚えていてほしい。このようなことがある可能性があるのだから、今はオフィサー品にも慎重になっていいだろう。

傭兵居住区
2つのショートカットボタンを追加。□ボタンでインスタントバトル、これにより直接公開契約に向かうことができる。また、△ボタンで直接マーケットプレイスを開くことができる。


スキルとスキルポイント
バトルによって稼ぐことができるスキルポイントの計算方式を変更する予定だ。功労者により多く報酬が与えられるように、WPから得られるスキルポイントを2倍にする。これを適用するにあたり、プレイヤーの要求もあり週間SPキャップも750,000 SPまで上昇させる予定だ。

ブースターの変更
全てのブースター(パッシブ・アクティブ・国家間ブースター含む)が3つまで重ねがけできるようになる。これによりベテランのプレイヤーに追いつきたいと考える新規プレイヤーにとって素晴らしい選択肢であり、スキルレベル5の達成に苦労しているベテランプレイヤー、LPをより多く稼ぎたいプレイヤーも同様である。加えて、インスタントブースターをマッチ終了画面に追加する。もし活躍した戦闘でアクティブブースターを起動し忘れた時、稼いだスキルポイントをブーストすることができる。


スキルリセットとSP返還
スキルのリセットおよびスキルポイントの返還ができるオプションがマーケットのサービスカテゴリにあるAURサービスとして販売される。これがDUST514において最良な方法だと考えている。もし悪いスキル方針を修正する必要がある場合、これが選択できる。断続的にスキルをリセットしたいプレイヤーはそうすることが可能になるし、開発チームやコミュニティが可能な限りこのゲームのバランスを保つのに役立つだろう。注意すべき点は、スキルブックはスキルポイントが返還される際にマーケット価格の80%の価格で還元され、リセットする度にもう一度ISKを支払う必要があるということだ。


ベテランプレイヤー向けの新体験
全体的なフレームレート向上のためのレンダリングを最適化し、数週間に渡ってこの効果を見張る予定

バグ修正
装備品を使用した直後のダッシュが遅くなってしまうバグを修正
スウォームのミサイルが降下艇のパイロットに表示されていなかった(つまり、ミサイルが不可視状態であった)バグを修正すべく、粒子エフェクトを最適化する

ゲームプレイ
車両限定の知覚半径(パッシブスキャンに近い)という概念を追加し、歩兵の車両に対する知覚を強化する。HAVが歩兵の気づかないうちに忍び寄ることが減り、またLAVドライバーへの対抗手段となればと思っている。降下艇のパイロットが他の降下艇に対する知覚を強化されるため、突っ込んでくる降下艇に対処することも容易になろう。

クロークフィールドと一緒に利用されるパッシブスキャンは有力な組み合わせである。そして今回クロークフィールドには新たな要素を追加してこれに取り掛かろうと思う。クロークフィールドがアクティブな間、以前同様スキャンプロファイルが減少するが、さらにスキャン半径も大幅に減少するようになる。これが意味するにプレイヤーはスキャン結果を分隊に提供するか、スキャンで位置を特定されないようにするかを選ばなくてはならなくなる。もう一つの組み合わせとしては、クロークフィールドと兵器だ。クロークを解除する際に遅延時間を付与する予定だ(全ての装備品に遅延時間を付与する可能性はあるが、今のところクローク限定である)。これによりクローク状態からすぐに射撃することはできなくなる。

また、パイロットは移動式CRUモジュールによって味方がスポーンした場合にWPを得ることができるようになる。これによりパイロットの拡張性が上がり、チームメイトがスポーンできる強力な移動要塞として力を発揮するだろう。

ナノマシンインジェクターは、これから「支援要請」ボタンを押して援助を求めているチームメイトにのみ使うことができるようになる。これはロジスティクスプレイヤーにとって諸刃の剣であるように思えるが、最近施されたインジェクター強化により支援要請をするプレイヤーが増えていくのは間違いない。この変更はさまざまな理由で絶対に蘇生されたくないプレイヤーにその手段を与えるものである。
ロジスティクスプレイヤーに対するもう一つの強化として、アクティブスキャナーのスキャン結果がチームおよび分隊の両方に共有されることになる。これはいずれ種類ごとに設定される予定であり、アクティブスキャナーのバリエーションは近日明らかになるだろう。




ここまで長い記事を書いていると、どれだけの人が全部読む気になるのだろうか、などと考えてしまうものですね。

追記: カルダリ生産工場の画像が拡大表示できないようですが、原因不明なため元ページを参照してください。

参照URL: http://dust514.com/news/blog/2014/10/uprising-1.9-overview-patch-notes/
お久しぶりです。
11月4日にUprising1.9が実装されるようです。
パッチノートとDevBlogが同時に更新されましたが、先ずはパッチノートの方を公開したいと思います。

詳細な数値などがDevBlogに記載されていたのでまた後日。




DUST514 Uprising 1.9 パッチノート

ゲームの方針と全体的なUI
* 背景イメージ情報の内容を更新
* キャラクター選択画面のポートレート(キャラクターの画像)をより高解像度に

* 2つの新しいマップを追加
- Boulder Rim
- Spine Reactor

* カルダリ生産工場に新しいオブジェクト(中型・小型ソケット)を追加。

* 環境補正(火山エフェクトの火の粉のようなマップ全体の効果)を追加
- Toxic:毒
- Dusky Storm:薄暗い嵐

* 小マップを追加
- Isolation

* コミュニティのフィードバックにより、以下のマップにいくつかの調整を施す
- Manus Peak: 目標Bの位置を敵の銃撃からカバーできる場所へ変更
- Manus Peak: 目標Aに全方向からの攻撃を防ぐ遮蔽物を追加
- Manus Peak: 両チームにスポーン地点を追加
- Ashland: 補給施設をJ10地点(おそらく座標)からL10地点へ
- Border Gulch: 逆転の機会を提供するために遮蔽物を追加、マップ中央までの移動距離を短縮するために追加のスポーン地点を追加
- Line Harvest: C4地点にある中型ソケットがデフォルトのスポーン地点として利用可能になる
- Line Harvest: E9地点に補給施設を追加
- Line Harvest: 目標の周りに遮蔽物を追加
- Spine Crescent: Consolidation MatrixCommunication Outpostを利用した新しいバリエーション
- Fracture Road: 目標を移動
- Fracture Road: MCCからパイプに移動できるように両者MCCの位置を変更
- Fracture Road: 中央までの移動距離を短縮し、両チームからの目標に対する距離を等しくするためにスポーン地点を追加
- Impact Ridge: MCCをマップ中央に近づけ、移動距離短縮のためのスポーン地点を追加

新しい要素
* 傭兵居住区において公開契約とマーケットへのショートカットを追加
* 新規プレイヤーにブースターに関する通知をいくつか追加

マッチ終了後
* バトル終了後の画面にインスタントスキルブーストの項目を追加

兵器
* スナイパーライフルの弾道の軌跡がより長く残存するように

視覚
* 全体的なフレームレートを上昇させるためにレンダリングの最適化を実行
* 傭兵居住区における降下スーツの前視点の距離を減少

バグの修正と改善
* スウォームのミサイルが「見えないミサイル」になってしまうバグを修正
* ログイン画面で星が明滅するバグを修正
* イオンピストルのリロードアニメーションを改善
* 射撃後にダッシュすると遅くなってしまう不具合を修正
* クロークがアクティブなプレイヤーのパッシブスキャン半径を85%(“85%まで”かもしれない)削減
* 車両に対するパッシブスキャンが降下スーツに対するパッシブスキャンよりも長くなる(最大80m)
* クロークと兵器の切り替え時に0.33秒の遅延を追加
* ナノマシンインジェクターは「支援要請」ボタンを押しているチームメートにのみ使用することができるようになる
* 移動式CRUからクローンがスポーンした場合、パイロットにWPが加算されるように
* アクティブスキャナーのスキャン結果がチームと分隊の両方に共有されるように。いずれはこれらが種類ごとに変化する予定であるが、現在は全てのスキャナーがデフォルトでスキャン結果をチームに共有する。

マーケット
* DUSTのマーケットに2つの要素を追加
- ビジュアルのカスタム
- サービス
* すべての車両タレットが車両カテゴリに追加
* 装備済み降下スーツをバンドルのカテゴリに移動
* ベンダーに売却するオプションを資産、傭兵居住区の両方に追加。すべてのアイテム、(ブースターを除くAUR品を含む)がISKに還元可能になる。
* オーラムを購入できるエージェントを追加。このエージェントは傭兵居住区に表示され、ベンダーからの売却オファーを提供する。

スキル
* ブースターの重ね掛け機能を追加。最大で3つまで重ねることができる
* パッシブブースターが2番目、3番目のキャラクターに適用できるように
* 週刊SPのキャップが750,000SPまで上昇

その他
* スキルリセット、スキルブック払い戻しのオプションをマーケットに追加。AURで購入可能。スキルブックはもとのISK価格の80%で払い戻しされる。
* ロイヤリティランクの機能を追加。プレイヤーはそれまでのバトル、勝利、WP、AURの消費などを基にしたロイヤリティランクを得る。プレイヤーの生涯の統計によるものであるため、ベテランのプレイヤーにおいては、このランクがすぐさま効力を持つ。それぞれのランクにおいて名誉ある称号が与えられ、マッチ終了後のSP、ISK、LP報酬、ベンダーへの売却価格などのゲーム内報酬に特定のボーナスが加えられる。ランクが高いほど高いボーナスを得られ、新しい称号がアンロックされる。




参照URL: http://dust514.com/news/blog/2014/10/uprising-1.9-overview-patch-notes